ゲリラ豪雨を大地の恵みに変える雨水（貯留・浸透）循環システム

　近年、台風や異常気象による豪雨だけでなく局所的に大量の雨が降る「ゲリラ豪雨」など、雨の降り方が多様化しています。
　ごく最近では、１０月に発生した鹿児島県奄美地方のゲリラ豪雨で、降り始めからの雨量は１０００㎜に達し、甚大なる被害をもたらし記憶に新しいかと思います。
　私達を取り巻く水環境は様々な問題を抱えていますが、まず第一にこの雨水流出の対策を解決していく為に、我社は貯留槽や雨水浸透ますなどの、雨水流出抑制によって大地の恵みに変える製品作りに取組んでいます。

　地球上には、数えきれない程の生物種が自然林や、里山林・人工林などの森林、湿原河川、サンゴ礁などの様々な環境に応じて、相互の関係を築きながら多様な生態系を形成し、地球環境と私達の暮らしを支えています。
　雨水が自然から恵まれる資源であるとの認識に立ち、かつては地表面から浸透されて地下水や湧水となって、我々のみならず他の生き物も含めた生態系にとって良好な環境であったものを復元できないかを考え、雨水を直接放流するのではなく、積極的に地下水として還元し、また再利用するための浸透貯留施設を提案します。